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【ディストピア系SFアクション】エリジウム(2013)あらすじと感想

2013年公開のSF映画「エリジウム」のレビューをネタバレなしでご紹介。
おおまかなあらすじから、筆者の感想、良かったところ・悪かったところをわかりやすく解説。
この映画は「SF」「アクション」「マット・デイモン」「ニール・ブロムカンプ」これらが好きな人におすすめです。



作品情報

2013/09/20公開、109分、アメリカ、SF、アクション
監督・脚本:ニール・ブロムカンプ
キャスト:マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー、ヴァグネル・モーラ、アリシー・ブラガ、ディエゴ・ルナ、エマ・トレンブレイ、ウィリアム・フィクナー

Amazonプライム、TSUTAYA TV、Netflixで視聴可能
※本ページの情報は2020年2月時点のものです。 最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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あらすじ

時は2154年。富裕層は、人口爆発による大気汚染で生活環境が悪化した地球から離れ、衛星軌道上に建造されたスペースコロニー「エリジウム」で快適に暮らしていた。
一方、荒廃しスラムと化した地球では、人々は過酷な労働とエリジウムから派遣されたドロイドによる厳しい監視に日々苦しんでいた。
ドロイド工場で働くマックス(マット・デイモン)は、ある日、工場での作業中に大量の放射線を浴び、余命5日と診断される。
マックスはエリジウムにある最先端医療ポッドに希望を求め、闇商人のスパイダーと取引し、エリジウムへの片道切符と引き換えにドロイド工場の経営者であるカーライルを襲い、彼の脳内データを奪うことに同意する。
放射線のせいで弱り切った肉体を飛躍的に高めるエクソスケルトン(強化外骨格)を神経系と直結する手術を受けたマックスは、残り5日しかない寿命を懸けて最後の戦いに挑む。

レビュースコア(100点満点)

70点/100点

この映画を一言で表すと

ディストピアとユートピア。二極化した格差社会をSFの世界観で表現した社会派SFムービー。

映画の感想

第9地区』『チャッピー』でおなじみニール・ブロムカンプが監督・脚本を務めています。
前作では人種に関する問題をテーマにしていましたが、今作は格差社会をテーマにしています。

『第9地区』に比べるとそこまで後味悪い感じはありませんでしたが、それでも地球とエリジウムの環境差は酷かったです。
地球に住んでいる人達を汚物扱いしていますからね、エリジウム民は。

「エリジウム民にも一人くらい良識ある人いるだろ……」って淡い期待もしましたが、流石ニール・ブロムカンプ監督。

聖人など一人も居なかった。

貧乏人マックスが富裕層エリジウム民に立ち向かっていくストーリー

労災で放射線をガッツリ浴びてしまいあと5日しか生きられないマックスが、なんとかエリジウムに行って最先端の医療ポッドで病気を治そうと奮闘するお話です。

話の展開的には『世界名作劇場』を想像していただければわかりやすいかと思います。
何も悪いことをしていないのに何故か辛い目に遭う貧乏人のマックスが、意地悪な富裕層のエリジウム民に立ち向かっていく王道ストーリー。

物語の中盤くらいで結末が大体読めてしまうのですが、逆にシンプルで良かったんじゃないかなとも思います。
遠い未来のお話なので世界観はけっこう複雑ですが、冒頭で【この世界の当たり前】をきっちり示してくれるので、すんなり物語に入り込むことができます。


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アクションは脳筋気味

SFだけど、アクションはわりと脳筋でした。
エクソスケルトンのおかげでマックスはトンデモパワーが出るので、シンプルに敵を吹っ飛ばしたりって感じです。

でも、マックスは元々戦闘のプロではないので無双感は全くなく、リアリティのある痛々しい戦闘シーンがずっと続きます。

電気銃や硬化シールドなどSFっぽい武器もありましたが、そこまで派手なものはなかった印象。
敵のメイン武器は刀だったので、躱しきれないマックスがどんどん傷だらけになるのは観ていて少し辛かったです。

ニール・ブロムカンプ監督らしいSF映画だった

SFながらもメッセージ性が強い作品です。
【荒廃し不衛生な地球】【発展し清潔なエリジウム】が代わる代わる映るので、その差がひしひしと伝わってきます。

またメカニックがとにかく素晴らしい。
監督のこだわりを感じます。

未来すぎず、ちょっとレトロ感があるのがとても魅力的だと思います。
ニール・ブロムカンプ監督の代表作である『第9地区』がまた観たくなりましたw

それでは最後にこの映画の良かったところ、悪かったところを箇条書きで記載いたします。

評価まとめ

良かったところ
  • 世界観が独特だけどわかりやすい
  • ロボットや武器のデザインが良い
  • 迫力のある戦闘シーン
悪かったところ
  • 展開が簡単に読めてしまう
  • 暗いシーンが多く、盛り上がるシーンが少ない
  • 目を背けたくなるような痛々しいシーンが少々


ロボットや武器のデザインが洗練されていてとても格好良かったです。
早く、この監督が描く『HALO』の実写映画が観たいです。

以上、エリジウムのレビューでした。

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