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【スティーヴン・キング原作パニックホラー】ミスト(2008)あらすじと感想

2008年公開のSFパニックホラー映画「ミスト」のレビューをネタバレなしでご紹介。
おおまかなあらすじから、筆者の感想、良かったところ・悪かったところをわかりやすく解説。
この映画は「SF」「ホラー」「パニック」「スティーヴン・キング」「フランク・ダラボン」これらが好きな人におすすめです。


作品情報

2008/05/10公開、125分、アメリカ、SF、ホラー
監督・脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング
キャスト:トーマス・ジェーン、ローリー・ホールデン、トビー・ジョーンズ、

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※本ページの情報は2020年2月時点のものです。 最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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映画 ミスト 予告編

あらすじ

スティーヴン・キングの中編小説『霧』を原作としたSFホラー映画。
大木が倒れるほどの激しい嵐の翌日、スーパーマーケットへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)と息子のビリー。
デヴィッドたちが買い物をしていると、店の外ではパトカーや救急車が走り回り、サイレンが鳴り始めた。
その直後、一人の男性が店内へ逃げ込み「霧の中には何かがいる」と叫ぶ。
店内の人々が戸惑う中、外は白い霧に包まれていく。
店の外にある排気口の様子を見るために外に出た店員が謎の怪異に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……

レビュースコア(100点満点)

80点/100点

この映画を一言で表すと

人間の醜さが存分に詰まった密室パニックホラー

映画の感想

ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のフランク・ダラボン監督がスティーヴン・キングの小説を映画化した本作品。

深い霧の中に潜む正体不明の怪異に人々が追いつめられ、やがて常軌を逸し混乱状態になっていく姿を描いたパニックホラー映画です。

田舎の小さな町が霧に包まれ、外に出ると化け物に襲われる。
これだけ聞くとただのB級映画でしかないが、そこが話のメインではなく、小さなスーパー内での人間の気持ちの移り変わりをガッツリ描いているところが面白いと感じました。

『後味が悪い映画』として挙げられることが非常に多いこの作品ですが、噂に聞くよりかは全然面白かったし、衝撃的なラストも個人的には大好きでした。

小さなスーパーが舞台のストーリー。後味の悪さも大きな魅力

序盤では霧の中にいる正体不明の怪異に対する不気味さが表現されており、後半ではそれらの恐ろしさよりもスピリチュアルな何かに縋り付く人間の精神的狂気がメインに描写されています。

恐怖を身近に直面し、極限状態となった人々の集団心理がどうなっていくかを存分に味わうことができます。

そして本作を語る上で外せないのは結末の後味の悪さ。
正直暗い気分にはなりますが、観終わったあとに「自分だったらどういう行動を取っていたか」語り合う楽しみがあると思いました。

登場人物は様々な行動を取っており、それぞれ違ったラストを迎えるので「誰が正しい?」「誰が悪い?」など色々と考えさせられる部分が多かったです。


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霧の中に潜む怪異(クリーチャー)が恐ろしい

何種類も登場します。
触手のついたなにか、昆虫のようななにか、空を飛ぶなにか、など。

今観るとCGはやや胡散臭いもののビジュアルはとても良いので、クリーチャー系が大好きな人には超オススメ。

個人的には終盤で出てきた『超巨大生物』がお気に入りです。
登場シーンはかなり少なく謎に満ちたまま去っていくのですが、PS2ゲーム『ワンダと巨像』のような神秘的な美しさを感じました。

上に貼ってある予告映像にも少し映っているので、気になる方は1分10秒あたりからどうぞ。

突っ込みどころは多々あるが、総合的に見ても面白い

所々「え?w」と笑ってしまうようなシーンもありましたが、閉鎖的な田舎に住む人間の考え・行動がわりとリアルに描かれていたのではないかと感じます。

スピリチュアルなおばさんは観ていて確かに「ぐぬぬ」となるけど、あのおばさんが居たからこそストーリーはより一層盛り上がったと思います。

それでは最後にこの映画の良かったところ、悪かったところを箇条書きで記載いたします。

評価まとめ

良かったところ
  • 霧の中の雰囲気が神秘的
  • 極限状態の人間心理がよくわかる
  • 怪異のビジュアルが良い
悪かったところ
  • 後味が悪すぎる結末
  • 自己中心的な人物が多い
  • 場面の切替が雑(CMでも挟むのか?って思うほど突然切るw)


「後味が悪い」って評判が一人歩きしていますが、通して観るとただの良作でした。
自分も食わず嫌いで観るのを後回しにしていたので反省します。

以上、ミストのレビューでした。

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