2011年公開のSFアクション映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のレビューをネタバレ無しでご紹介。
おおまかなあらすじから、筆者の感想、良かったところ・悪かったところをわかりやすく解説。
この映画は「SF」「エイリアン」「戦争」「海兵隊」「アーロン・エッカート」「ミシェル・ロドリゲス」これらが好きな人におすすめです。
作品情報
2011/09/17公開、116分、アメリカ、SF、アクション
監督:ジョナサン・リーベスマン
脚本:クリストファー・バートリニー
製作:ジェフリー・チャーノフ、ニール・H・モリッツ
キャスト:アーロン・エッカート、ミシェル・ロドリゲス、ラモン・ロドリゲス、ウィル・ロスハー、ルーカス・ティル、コリー・ハードリクト、ニーヨ、ジム・パラック、ブリジット・モイナハン
Amazonプライム、U-NEXT、Netflix、TSUTAYA TVで視聴可能
※本ページの情報は2020年2月時点のものです。 最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
あらすじ
ある日、ロサンゼルス上空に『未確認飛行物体』が出現。
中から現れた『侵略者』は各主要都市に一斉攻撃を開始し、人類は防戦一方となっていた。
アメリカ海兵隊を退役しようとしていたマイケル・ナンツ二等軍曹(アーロン・エッカート)も前線部隊に加わってロサンゼルスの防衛に投入されることに。
侵略者たちの強襲で圧倒的に不利な状況の中、市街地への空爆が決定され、ナンツ二等軍曹が配属された小隊は、激戦区サンタモニカに残っている民間人の救出へと向かう。
レビュースコア(100点満点)
75点/100点
この映画を一言で表すと
地球を侵略してきたエイリアン相手にリアルな銃撃戦を繰り広げるSF戦争映画
映画の感想
監督は『テキサス・チェーンソー ビギニング』『タイタンの逆襲
』『ミュータント・タートルズ
』を手掛けたジョナサン・リーベスマン。
主要キャストは『ダークナイト』のアーロン・エッカート、『ワイルド・スピード
』『バイオハザード
』のミシェル・ロドリゲスなど。
レビューサイトを覗いてみた感じ、あまり評価が高くない作品だったのですが、自分としては普通に面白かったです。
臨場感溢れる戦闘シーンが見所
前半は海兵隊員の日常がのんびりと描かれますが、20分も経たないうちに『地球外生命体』が襲撃してきて、その後はずっと戦いっ放しです。
その戦闘描写が凄まじい臨場感。
各地で銃弾が飛び交い、砂煙が舞い、上空は爆撃の嵐。
敵はエイリアンですけど、SF感溢れる未来武器は一切登場せず、泥臭い銃撃戦がメインです。
序盤は登場人物が皆同じ格好をしているため正直誰が誰だかわからないのですが、徐々に主要人物が絞られていくので、後半は彼らのドラマパートにも注目です。
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侵略者(地球外生命体)の正体
人類とは一切コミュニケーションを取ろうとせず、ロボットのようなエイリアン。
彼らの目的は地球にある『水』を略奪することです。
以下、侵略者の種類。
◎歩兵部隊
体内に武器を埋め込んでおり『サイボーグ』のような人型エイリアン。
数十体単位で部隊を編成し、連携をとって攻撃を行う。
右胸に心臓のような臓器があり、そこが急所となる。
◎探査用無人飛行機
遠隔操作で操っている。
一つ一つは小さめだが、合体すると巨大な円盤型UFOとなる。
電波を逆探知することが可能。
◎総司令部
本体は地下に埋まっており、アンテナのようなものだけ地上に出している。
飛行することも可能。
探査用無人飛行機を遠隔操作しているほか、歩兵部隊全体の指揮コントロールも担う。
エイリアンの姿はあまり映らないのですが、頭でっかちで機械的なビジュアルでした。
私はこのデザイン結構好きです。
中盤ではエイリアンの『解剖シーン』もあってゾクゾクしましたw
SF映画でありながらリアルな戦争感を味わえる
仲間との別れ・熱い友情・上官に対する不信感などなど、戦争映画あるあるの非常にベタな展開が続きますが、それがSFの世界観とうまくマッチして良い雰囲気でした。
敵の総司令部にナンツ二等軍曹が一人で乗り込もうとして、部下達が「二等軍曹は僕らが守らないと」と一緒に敵地に乗り込む決断をするシーンは特にグッときました。
男の友情と言いますか、胸が熱くなる展開がとても多いんですよね……
最近は映画を観て泣く事があまりなかったのですが、この作品では2回ほどウルっときてしまいました( ;∀;)
それでは最後にこの映画の良かったところ、悪かったところを箇条書きで記載いたします。