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【SF冒険ファンタジー】移動都市/モータル・エンジン(2019)あらすじと感想【ネタバレ有り】

2019年公開の冒険ファンタジー映画「移動都市/モータル・エンジン」のレビューをネタバレ有りでご紹介。
おおまかなあらすじから、筆者の感想、良かったところ・悪かったところをわかりやすく解説。
この映画は「SF」「ファンタジー」「スチームパンク」「ピーター・ジャクソン」これらが好きな人におすすめです。



作品情報

2019/03/01公開、128分、アメリカ、SF、ファンタジー
監督:クリスチャン・リヴァース
脚本:ピーター・ジャクソン、フィリッパ・ボウエン、フラン・ウォルシュ
原作:フィリップ・リーヴ
キャスト:ヘラ・ヒルマー、ロバート・シーハン、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジヘ(キム・ジヘ)、ローナン・ラフテリー、レイラ・ジョージ、パトリック・マラハイド、スティーヴン・ラング

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※本ページの情報は2020年2月時点のものです。 最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

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『移動都市/モータル・エンジン』60秒予告

あらすじ

たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後から1,700年が経過した地球。
残された人類は移動型の要塞都市を作り、他の都市を捕食することで生活を続けていた。
だが、この荒野は巨大移動都市『ロンドン』によって一つに支配されようとしていた。
ロンドンは捕食した都市の資源を奪い、さらに市民を強制的に働かせ、急成長を続けている。
小さな移動都市に住む人々は、その圧倒的な力を前に逃げるようにして生きるしか道はなかった。
そんな中、少女ヘスター・ショウ(ヘラ・ヒルマー)は、ある目的を果たす為にロンドンに潜入し、トム・ナッツワーシー(ロバート・シーアン)という青年と出会う。

レビュースコア(100点満点)

55点/100点

この映画を一言で表すと

世界観は最高なのに設定を詰め込みすぎてイマイチ盛り上がりに欠けるスチームパンク系SF冒険ファンタジー

映画の感想

ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズを手掛けたピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める冒険ファンタジー超大作。
フィリップ・リーブのSFファンタジー小説『移動都市』を基にした映画です。

【スチームパンク × 移動する巨大都市】っていう設定は凄く良いと思いました。
各キャラクターの衣装や出てくる乗り物も凄く魅力的です。

ですが肝心のストーリーが駆け足すぎて、最後まで全く感情移入できないまま終わってしまいました……

登場人物の名前も全然記憶に残らなかったです(´・ω・`)

都市同士の捕食バトルは最初だけ

『都市が都市を捕食する弱肉強食の世界』
こんな素晴らしい設定があるのに、都市同士のバトルシーンが序盤だけだなんて勿体なさすぎです。

都市から急に足が生えたり、捕食する為に大きく口を開けるシーンは凄くワクワクしました。

でもそれだけ。
序盤だけ派手に見せて、それ以降は人間同士の小さなトラブルばかりです。

中盤は『ムカデのような足がついている家』『空中移動都市』も登場し、その度「これは期待!」ってなるのですが、どれも出番はすぐ終わってしまうので消化不良感が否めませんでした。

急にターミネーターちっくなキャラが出てくる

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出典元:YouTube/『移動都市/モータル・エンジン』60秒予告

まぁ名前はシュライクって言うんですけど。

主人公の因縁の相手と思いきや、実は主人公の育ての親で。
見た目的にめちゃくちゃ強いと思いきや、モブっぽいキャラの攻撃を数発くらっただけで倒れてしまい。
主人公の事を憎んでいたのかと思ったら、意識を失う直前であっさりと許しちゃったり。

話の展開と心の移り変わりがあまりにも早すぎて混乱します……
失礼ながら主人公の悲しい過去を演出する為だけのキャラって感じがしました。

シュライクは元人間とのことですが、どのようにして今の姿になったかなどの描写は一切なかったので、そこも凄く残念です。
【本当は優しい人】っていうのは十分伝わってきたので、もう少し設定を頑張ってほしかった……


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最終決戦はまさかの移動しない都市とのバトル

移動都市ってタイトルなのに、移動しない都市が一番大きい勢力で草生えました。
そのせいでロンドン(こちらは移動都市)が急に小物に見えてしまいます。

移動都市vs移動しない都市のバトルってどうなるんだ?と少し期待しましたが、移動都市側は『メデューサ』という謎の高出力レーザービームを放つだけで最終決戦にしてはスケールが小さすぎて拍子抜けしました。

【都市が動く】という設定をもっと生かしてほしかった……(´;ω;`)

つまらなくはないが、色々と惜しい作品だった

各都市・各人物にも色々と深いバックグラウンドがありそうなのに、やたら駆け足で進んでしまうところが凄く残念でした。

前編・後編と2つに分けて、細かい要素をもっと丁寧に描いていたら普通に高評価になっていたのではないかと感じます。

色々と酷評になってしまいましたが、出てくるギミックはどれも素敵だったのでスチームパンク系デザインが好きな人は是非観てみてください。

発言は少しキツめになってしまいましたが『つまらない』という訳ではないので、普通に楽しめると思います。

それでは最後にこの映画の良かったところ、悪かったところを箇条書きで記載いたします。




評価まとめ

良かったところ
  • 移動都市のギミックが格好良い
  • 主人公の見た目が可愛い
  • 映像に迫力がある
悪かったところ
  • サブキャラクターの魅力が薄い
  • 設定を盛り込みすぎている
  • 駆け足で話が進む


全体的にちょっとジブリ感があります。
『ハウルの動く城』『天空の城ラピュタ』が混ざった雰囲気です。

以上、移動都市/モータル・エンジンのレビューでした。

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